こんにちは。
最近、薄毛予防の健康法として、イワシが効果的だと言われています。
スーパーの缶詰コーナーから、
イワシの缶詰が品薄になっている時もあります。
実際の所、どんな効果があるのか?調べてみました。
イワシの栄養素
イワシには脳の働きをよくするといわれるDHAが含まれており、メチオニンは血中コレステロール値を調整する働きをもっており、中性脂肪を減らしてくれると言われています。
動脈硬化や脳血栓に有効なEPAが豊富です。
そしてビタミンB群の中でも、特にB2とB6が豊富。
B2は成長に欠かせないビタミンで、細胞の再生を助け、脂質の代謝を促し、
成長を促進し、動脈硬化や老化を進行させる原因となる過酸化脂質の害を防ぎます。
B6はたんぱく質の代謝に大切なビタミンで、健康な皮膚や髪、歯をつくり、成長を促進、抗アレルギー作用もあり、神経伝達物質の合成にも関わります。
いずれも水溶性なので、摂り過ぎの心配はありません。
そのほか、ビタミンA、D、E、たんぱく質、鉄、亜鉛、カルシウムなども豊富。
何か、これだけ読んでもすごい魚な気がします。
青魚は体にいいというのは、ここ最近誰もが知る情報になりつつありますが、
薄毛の予防にはイワシがよいとの事。
他にもDHAは、脳やその神経細胞に多く存在し、脳の働きを活性化したり維持したりする
作用があります。
その結果、記憶力・集中力・学習能力などが向上すると考えられており、イワシを食べると頭が良くなるというのは、ここから来た理由だったんですね。
薄毛の原因
薄毛に関して詳しく調べないと、イワシとの高相性なのが証明できない!って事で、
少し調べました。
薄毛とは
薄毛とは、頭髪の量が減って地肌が見えてしまう状態です。
本数は変わらないまま毛が細くなる場合と、抜け落ちて本数そのものが
減ってしまう場合があります。
1日に50本から100本は自然と抜けているそうです。
薄毛予防に
原因は4つあると言われています。
- 血液循環不良説
- 男性ホルモン説
- 脂漏説
- 頭皮緊張節
1.の血液循環不良を改善するのが、イワシに含まれるメチオニンなんです。
これは髪の材料でもあるアミノ酸「システイン」の原料でもあります。
そして亜鉛が、アミノ酸の生成がスムーズに効率よく行われる手助けを行うのです。
ですからメチオニン+亜鉛が、髪の生成に大変役立つのですね。
また私たちの髪の毛根には、毛母細胞が細胞分裂をし、成長して行く為に必須とされる亜鉛が
多く蓄えられています。
亜鉛が不足すると、抜け毛が増え、細い髪の毛しか生えてこなくなるのです。
これで、イワシを積極的に摂りたい理由が分かりました。
イワシの摂り方
では、イワシを積極的に摂るにはどうやるのがいいのか?
イワシは【鰯】という漢字で、魚編に弱いと書きます。
鮮度が落ちやすいので、生で食べるには鮮度の良い物を選び、すぐに調理して食べましょう。
加工品も色々あります。
- 煮干し(いりこ)
- ちりめんじゃこ(しらす)
- オイルサーディン
- アンチョビ
こう見てみると、意外と食事に取り入れやすい気がしてきました。
缶詰もスーパーにはたくさん並んでいますし、
ちょい足しで食べるには簡単かも知れません。
わが家の子供達には、イワシの缶詰を細かくほぐし、ご飯にタレごと青ジソといりごまを一緒に混ぜて、おにぎりにしたり、上に錦糸卵といくら(とびっこでも可)を乗せて『ちらし風』にして食べさせていました。
同じ食べ方ばかりだと飽きてしまうので、
いかにアレンジを加えるのかが大事かも知れませんね。
お酒のつまみ
イワシで一杯!いいですね~
余談ですが、お酒を飲む時にも、注意が必要です。
肝臓はアルコールを代謝する際、たんぱく質を多く必要とします。
特に重要なのは髪の主成分であるケラチンです。
ケラチンは18種類のアミノ酸から構成されていますが、中でも大切なのがメチオニンです。
さっきから話題のメチオニンですね。
体の中で生成されない必須アミノ酸なので、食材から摂取するしかありません。
お酒のおつまみには、タンパク質と亜鉛を積極的に摂りましょうね。
イワシのおかげでお酒が進んで、タンパク質不足になっては薄毛には良くなさそう。
まとめ
今回、テレビ番組がきっかけでしたが、
イワシの素晴らしさを理解する事ができました。
夫婦ともに昔に比べると、髪量がさみしくなりつつある世代。
将来のためにも、積極的に食事に取り入れようと思いました。
イワシだけを食べていれば、毛が増えるというわけではないと思いますが、
何事も効果が出そうな物は体感を持って証明したいですしね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。