冬場になると、主婦のお悩みの1つが『手荒れ』ですよね。
私はここ数年、マヂで悩んでいます。
年齢的な物もあり、体中から水分が蒸発しているのではないか?
というくらい冬場は乾燥します。
ハンドクリームは何種類も持っていて使い分けていますが、
根本的に手荒れを治すには、何が効果的なの?
「ワセリンがいい」「ワセリンは効かない」
両方の意見を耳にするので、実際に試してみる事にしました。
ワセリンとは?
ワセリンとは、石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもので、保湿剤の一種です。
家の中に、何と3種類もありました。
この白色ワセリンは、薬局で購入したものです。
第三類医薬品と書いてありますね。
購入した理由は、確か子供が激しく転び、ひざを擦りむいたんですよね。
ばんそうこう等で覆ってしまうと傷口の治りが悪いと聞き、
当時白色ワセリンを塗ってラップで蓋をする治療をしたんです。
白色ワセリンは、精製して不純物を取り除いた状態のものなので、
医薬品として使用されています。
ワセリンにも種類があり、他の成分が足されている物もありますので、
純度をチェックされるのがいいですね。
で気になる効能ですが・・・
ワセリンは保湿の力は、とても優れています。
でもそれ以外の働き、例えば保水や栄養分の補給などは期待できません。
ですから、手荒れの種類によってワセリンが効果を発揮する場合と、
そうでない場合があるんですね。
次に詳しく説明していきます。
手荒れの種類 ① 表面のがさがさ
手が乾燥して表面がガサガサする!という手荒れには、
市販のハンドクリームが効きます。
乾燥に効果的なヒアルロン酸やシアバター、ビタミンとか香りも
プラスされている事が多いので、肌の表面を整えてくれます。
表面が乾燥しているのであれば、水仕事の後にクリームを塗ったり、
寝る前に塗って寝ると効果アップ。
手荒れの種類 ② ひび割れなどのあるパックリ
次に多い手荒れが、乾燥しすぎて指の節などパックリ割れてしまった状態のもの。
これは出血をともなう事も多いし、水仕事の度に染みて痛いですよね。
この場合の手荒れには、ハンドクリームは不向き。
傷口に塗り込むのであれば、薬の成分を塗った方がいいです。
そして、その上からワセリンを塗ります。
要は蓋をするイメージですね。
ワセリンは高い保湿効果があり、塗った感じもベタっとしています。
ですが薄めに伸ばして塗っても、効果を発揮してくれます。
水仕事の際には水をバリアする働きをするので、特に適しています。
うちにある小さい容器に入ったタイプです。
これは持ち運びに便利なので、子供が持って行ったり、
リップ代わりに塗っています。
洗面所には家族全員が使うので、大きなタイプを置いてます。
ワセリンは手だけでなく全身に使えるので、お風呂上りに乾燥した場所に
塗っていますよ。
これはドン・キホーテオリジナル商品だったかな。
正規の商品より割安だったので、購入してみました。
体用なので、特にこだわっていません(^_^;)
手荒れの種類 ③ 固くなったりゴワゴワした皮膚
固くてゴワゴワ・・・手というよりは足のかかと等に多いですね。
この荒れた状態には、尿素などの入ったクリームが効きます。
尿素には皮膚を柔らかくしてくれる成分が入っているので、
かかとやヒジ等に向いています。
結局、手荒れにはワセリンは効くのか?
ワセリンは手荒れには効きます!
でもそれは、ぱっくりひび割れた状態の手荒れに効果的なんですね。
出来ればワセリンを塗って、その上からラップで巻いてあげると
傷口をカバーできるしGOODです。
肌の内部に浸透する、という使い方ではないので、
パックリ割れた傷口がなければ、市販のハンドクリームの上に
蓋をするように薄くワセリンを塗るのが効果的です。
リップとしても、同じ効果を発揮します。
表面をガードするのが一番の働きなので、痒みのある乾燥などにも
ワセリンがベストです。
冬場にスネや背中などが乾燥して痒くなるのですが、そんな時はワセリンです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワセリンは手荒れに効かない!なんて口コミを見かける事がありますが、
使用方法が間違っているのかも知れません。
ワセリンには表面を保湿する効果がある!という事を覚えておいて欲しいです。
お肌だって、保水して栄養分を入れて蓋をするという流れがありますよね。
かっさかさの肌に、いくら蓋だけをしても潤いは望めません。
手荒れも同じです。
割れた傷口には水から守るためにワセリンを塗る。
普段のケアはハンドクリーム+ワセリンのダブル使い。
これで今年の冬も怖くない!!はずです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。