すだちと言うと、サンマの塩焼きに添えられている『すだち』が頭に浮かびますよね。
レモン、ゆず等といった柑橘系でさっぱりしたイメージですが、
なかなか主役という位置づけではありませんね。
ですが、すだちの皮には内臓脂肪を減らす働きのあるスダチチンという成分が含まれて
いる事が分かりました。
体脂肪が気になるあなたに、朗報になるかも知れません。
詳しく見ていきましょう。
すだちって
すだちの主な生産地は徳島県であり、全体の生産量の98%が徳島産です。
皮が緑色の物をよく目にしますが、熟するとミカンのように黄色くなります。
そんな徳島県は、糖尿病死亡率が14年連続ワースト1位(死なない確率が1位)
だそうです!すごくないですか?
きっと、すだちを摂る機会が多いため、内蔵脂肪が減るのが原因だと思われます。
すだちの果汁自体に、ビタミンCが豊富でクエン酸、果糖も含まれているので、
胃腸の消化をスムーズにします。
それ以上に、すだちの皮に含まれる成分が凄かった!
次に詳しく書いていきます。
すだちの皮の成分「スダチチン」とは
すだちの果皮にしか存在しないすだち特有の成分で、ポリメトキシフラボンの一種です。
このポリメトキシフラボンとは、発がんを押さえたり、メダボ抑制、記憶障害の改善など、
寿命延命効果がある成分です。
発見されたのは40年以上前ですが、効能が注目されるようになったのは最近の事。
体重を抑制する働きがある
興味深いのが、マウス実験によりスダチチン果汁1%を投与し続けた結果、
体重増加を抑制させる働きがある事が分かったそうです。
すだちの皮の摂り方
すだちの皮に良い成分が入っている事は、分かりました。
が、実際に口にするにはどうやって摂ればいいのでしょう?
果汁を絞って、食材にかけるとなると、皮の部分を捨てる事になってしまいます。
すりおろす
おろし金で皮を擦って、大根おろしなどと合えて食べるのもいいですね。
- 冷ややっこにトッピング
- うどんや、そばのトッピング
- 焼酎に入れる
上記の写真は、そばの上にトッピングされてるだけですが、
さっぱりして美味しそうです。
お鍋にも、スライスして入れれば全部食べられますね。
すだち胡椒
ゆず胡椒の、すだちバージョンです。
<材料>
すだちの皮・・・100g
青唐辛子・・・2,3本(辛いのが苦手な場合は調整可)
塩・・・小さじ2
レモン果汁・・・適宜
材料全てをフードプロセッサーで、撹拌します。
青唐辛子は、種もそのまま使います。
FPがあれば、本当にあっという間に作れます。
ない場合は、すり鉢に入れて細かくしてもいいですよ。
鍋料理のお供に、良さそうですね。
すだちエキス
<材料>
すだち・・・適宜
砂糖・・・すだちと同量
梅シロップや、柑橘系の果物でシロップを作るのと同じです。
煮沸消毒した瓶に、すだちの輪切りと砂糖を交互に入れていきます。
砂糖が溶けて、シロップが出てきたら出来上がりです。
気温によっても変わりますが、3日後くらいから様子をみてくださいね。
出来上がったシロップは、水や炭酸で割って飲んでもいいし、
ヨーグルトにかけても美味しく食べられます。
お近くで、すだちが手に入らない場合はこちらでも購入できますよ。
生のすだちより、もっとお手軽に利用したいなら、すだちエキスを使うのもありです。
パックされているので賞味期限もあるし、使い安そう。
お友達と分けて購入するのもいいかも知れません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
体脂肪を減らす効果があるなんて、目から鱗でした。
すだちの皮も捨ててしまってましたが、これからは
皮まで全部いただきたいと思います。
是非、参考にしてみてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。