インフルエンザ予防に効果的!?消毒用エタノールがお勧めな理由

健康
スポンサーリンク

早い所では、もうインフルエンザ患者が出ていると、
ニュースでも取り上げられていましたね。

今年のインフルエンザの流行は、例年より早いかも知れません。

少しでもインフルエンザにかからないようにするには、どうしたらいいのか?

小さいお子さんや受験生がいる家庭なら、感じているでしょう。

今回は薬局で手軽に帰る「あの液体」がインフルエンザ予防に最適!
という情報をゲット!調べてみる事にしました。

薬局で買える「消毒用エタノール」の効果

薬局で買える液体、それは『消毒用エタノール』です。

聞いた事あるのではないでしょうか?

注射する前に、脱脂綿に含ませて腕を拭くあの液体ですね。

 

転んで擦りむいた時なども、患部を消毒するのに使われます。

 

薬局で手軽に購入する事ができ、お値段も500mlで1000円以下で手に入ります。

 

消毒用エタノールは、第3類医薬品でありエタノール(C2H6O)76.9~81.4vol%
含まれています。

エタノールとは、お酒の成分であるアルコールの事です。

 

消毒用エタノールには、アルコール分が含まれていますが、消毒に適した濃度は
70~80%と言われており、その濃度に合わせて薄めてあるのです。

 

ですから、100%のアルコールが含まれてはいないのですね。

消毒用エタノールの効能・用途

・創傷面の殺菌・消毒
・冷蔵庫の掃除
・カビの防止

消毒用って聞くと、なんだか『薬』をイメージしてしまって、
食材に付いたり、体内に入るのに抵抗があったのですが、
実は健康上に問題はないので、安心して掃除にも使えるんです。

 

よく商業施設の入り口に置いてある液体も、この消毒用エタノールの一種です。

 

そして、防カビにも効果的です!

 

わが家の北側の部屋に置いてある本棚がカビた事があるのですが、
その際も調べたら『消毒用エタノールを含ませた布で拭く』とあり、
試した事がありました。

 

カビは、目に見えない細かい胞子を放っています。
その飛んだ胞子が、菌糸と呼ばれる根を張り巡らし菌の増殖を繰り返します。
ですから、表面を拭きとっただけでは菌糸の根は取り切れないんです。

 

水で拭いてしまうと、この胞子にとって好条件の水分を与える事になり、
ますます菌糸の増殖を手助けする事になるんですね(-_-;)

くれぐれも水で拭くのはNGです。

 

無水エタノールとは何が違うの?

逆に同じような商品で『無水エタノール』があります。

これはわが家にもあるのですが、アロマオイルを希釈したり、
化粧品を手作りするのに使っています。

こちらの無水エタノールは、水が含まれておらず、100%エタノールなんです。

上記の写真の商品は、エタノール(C2H6O)99.5vol%を含有しています。

消毒用としては100%であるため、最適ではないですが、
掃除など用途は沢山あります。

無水エタノールの効能と用途

・殺菌・消毒
・電気製品の掃除
・アロマオイルの希釈
・手作り化粧品

消毒用と同じような効能じゃん?と思われましたか?

 

大きな違いは、エタノール(アルコール)が含まれるってこと。

食品や体内に入るのは、お子さんとかには避けたいので、
それ外の場所の掃除などに適しています。

電気製品や照明器具、トイレの掃除にも使われます。
特に、水を嫌う器具には無水エタノールは最適なんですね!

アロマはオイル(油)なので、水には混ざりません。
そのため、少量の無水エタノールと混ぜてから水を足すと混ざります。
アロマオイルは100%自然の物なので、ルームスプレーや虫よけ、
化粧水にも向いています。
こちらは安心して、お子さんから老人まで使う事ができます。

消毒用とは、似ているようで全然違うのですね~

インフルエンザ予防に効果的な理由

では、消毒用エタノールがなぜインフルエンザ予防に効くのか?

インフルエンザに感染するルート

  • 飛沫感染
  • 接触感染
  • エアルゾル感染

細菌は、感染ルートはこの3つだと言われてます。

① 飛沫感染は、咳やくしゃみから出た菌を体内に取り込んでしまい感染するルート。

対策としては、マスクをするなど自分でも制御しないと防ぐ事はできません。

② 接触感染は、ドアノブやつり革など不特定多数の人が触れる所に菌が付着しており、
それを触った手から食べ物等を通して体内に入ってしまうルート。

こちらの対策は、やはり手洗い・うがいに限りますね。

③ そしてエアルゾル感染は、最近注目の感染ルートです。

エアルゾルとは空気中に微粒子が安定して長く漂っている状態を言い、
インフルエンザ菌が漂っているのを吸い込んでしまう事です。

この対策もマスクをするのが、一番効果的かと思います。

インフルエンザの菌を、いかに体内に入れないか?がポイントなので、

大勢の人が触る部分を消毒用エタノールで拭くだけでも、効果アリです。

布製や柔らかい素材より、金属やガラスなどツルっとしている素材
の方がインフルエンザの菌は生き残りやすいそうです。

私は、冬場は会社や公共の場所のドアやスイッチは、手のひら側では触りません。

手の甲で押す感じで乗り切っています(^_^;)

消毒用エタノールがあれば、小まめに拭けますね。

会社のパソコンも、毎日多数の人が使用するので、朝着いたら最初に
除菌ティッシュ(無水)で拭いてから使うようにしています。

電気製品には無水エタノールを使ってくださいね。
水分を含んでいると故障に繋がりますので。
インフルエンザ予防に消毒用エタノールを!

① 大勢が触れる場所を、小まめに拭く
② 料理する前にも、手にスプレーする

③ 手洗いのあと、消毒用エタノールを手に揉みこむ
④ マスクの外側に、スプレーしておく

*消毒用エタノールを使う際は、そのまま使用できますが、
無水エタノールで代用する際は、必ず水で薄めて使用してくださいね。
消毒効果が減ってしまいます(適した濃度70~80%)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

薬局で手軽に購入できる『消毒用エタノール』がインフルエンザ予防に最適!
だというお話でした。

無水エタノールとの違いも説明したので、くれぐれもインフルエンザ予防に
使わないようにして下さい。

効能が薄まっては、勿体ないですからね。

これからインフルエンザの時期に突入してきます。

予防接種も、重症化しないように出来れば受けたいですね。

合わせて読みたい⇓

予防をしっかりして、冬を乗り切りましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。