皆さん、黒枝豆ってご存じですか~?
枝豆と聞くと、夏のビールのお供のアレを想像しますが、
今回ご紹介するのは『黒枝豆』です。
私がこの時期だけ愛してやまない『黒大豆』を、
今回はご紹介していきたいと思います。
黒枝豆って?普通の枝豆と違うの?
黒枝豆は丹波篠山地方で取れることで有名なんですが、
昔から良質の黒大豆が栽培されてきました。
黒大豆は、みなさんお馴染みのおせち料理などに入っている黒豆の事ですね。
黒豆(黒大豆)を一足早い10月の時期に収穫した物だけが、
黒枝豆として市場に出ます。
黒豆が成熟する前の青いサヤ状態の物が黒枝豆と呼ばれ、
とってもおいしいんです。
中の薄皮が、だんだん黒っぽく変化していく事から、
地元では『紫ずきん』と呼ばれるほどです。
そして普通の枝豆と違って、収穫の時期が短期間なので希少価値が高いんです!
そして見た目もそうですが、中の豆の粒も大きくて、味が濃厚。
黒枝豆の栄養素
黒枝豆は大豆に変わる前の枝豆と違い、黒豆に変わる前の枝豆。
ですから、大豆の栄養素と同じなんです。
大豆は「畑の肉」と言われるほどの、タンパク質が豊富に含まれたスーパーフード。
良質な植物性タンパク質の量は、お肉とも引けを取らない位含まれています。
必須アミノ酸を含み、体内で吸収されやすいのもいいですね。
そして大豆にはカルシウムも含まれています。
鉄分もホウレンソウと同じ位含まれており、体内で酸素供給に重要な働きをしています。
黒枝豆の収穫時期
黒枝豆は、10月中が旬の季節です。
11月に入ってしまうと、熟して黒大豆となり乾燥させたものが、
黒豆として収穫されます。写真は11月以降の黒豆の畑です。
この状態になると、もう枝豆としては出てきません。
ですから、黒枝豆として口に出来る期間が短く、
なかなか市場に出にくいんですね。
普通の枝豆が、こんな状態で収穫されますが、黒枝豆はサヤからして違います。
これが、黒枝豆のサヤです。
けっこう熟してきているので、10月中旬すぎの物でしょうか。
わたくし事ですが、生まれが丹波篠山から車で1時間位だったので、
子供の頃から慣れ親しんできた枝豆でした。
親戚の叔父さんが送ってくれたり、10月になると地元の窯元のお祭りも重なって
とても賑わっていました。
窯元が集まって陶器市が開催されたり、黒枝豆を安く買えたりするイベントも
あるんですよ~♪
ちなみに陶器は、『立杭焼(たちくいやき)』という焼物です。
具体的に収穫の変化を説明しますね。(丹波たぶち農場さんより引用)
甘さ:弱め
大きさ:細め
食感:パリッ
茹で時間:5~10分
甘さ:うまい
大きさ:ぷっくり
食感:サクッ
茹で時間:8~10分
甘さ:甘い
大きさ:ぷっくら
食感:プリッ
茹で時間:10~15分
甘さ:とても甘い
大きさ:どっぷり
食感:もっちり
茹で時間:10~20分
甘さ:甘さたっぷり
大きさ:ぱんぱん
食感:もちもち
茹で時間:15~20分
甘さ:めっちゃ甘い
大きさ:ポンポン
食感:ふっくら
茹で時間:15~20分
珍しいですよね~
しかも1ヶ月間の短期間のうちですよ。

書かれているのを見かけますが、それは明らかに収穫時期が早い
黒枝豆ですね(-_-;)
黒枝豆なら大丈夫!
10月下旬のサヤは、かなり黒くなっていますから。
黒枝豆の茹で方
- 黒枝豆をさっと洗って、汚れを落とす
- 塩を適量入れて、塩で豆の表面の産毛を取るように
ギュッギュッともみます。 - 沸騰したお鍋に塩(枝豆の重量の5~15%)を入れ、
5~15分茹でます。 - ザルに上げて、お好みで塩をまぶします。
茹でていると、ゆで汁の色が赤紫色になってきますが、びっくりしないでね。
豆本来の色(アントシアン)が出てきたものです。
じゃーん、茹で上がりました♪
ちょっと写真が暗くて見ずらいのですが、黒枝豆の粒の色が
少し黒っぽいのが分かりますでしょうか。
もっと熟してくると、赤紫色っぽくなります。(画像お借りしました)
茹でたてを味見してみたら、甘くて美味しい~(*^^*)
子供達とバクバク食べてしまいました。
一袋(1㎏)をまとめて茹でたので、早めに残りも茹でて冷凍しようと思います。
私が頂いた「丹波たぶち農場」さんの黒枝豆が
購入できるショップも見つけたので紹介しておきますね。
![]() |
枝豆 丹波 黒豆 完熟 えだまめ 兵庫 丹波篠山 黒枝豆 一年に10日しか食べれない たぶち農場直送 丹波黒枝豆 1kg 500g×2袋入 丹波の黒豆枝豆 価格:2,980円 |
炊き込みご飯にしても、美味しそうですね。
やはり秋の限定の味、食欲の秋に拍車がかかりそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
黒枝豆の魅力をお伝えしたく、ご紹介しましたが、
もしスーパー等で手に入る際は、ぜひ手にとってみて欲しいです。
普通の枝豆よりはお高めかと思いますが、
やはり期間限定なので仕方ないかなって思います。
出会った時が、食べる運命の時ですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。