コーヒーが美味しい季節になってきました。
ほっと一息つきたい時や、仕事の合間に気分転換したり、
色んな用途がありますよね♪
そんなコーヒーですが、豆から購入した場合、
手動と電動のミル、どっちが美味しいコーヒーが飲めるのか?
気になったので調べてみました。
コーヒー豆のミニ知識
10月1日は『コーヒーの日』です。
コーヒーは元々、赤道を挟む南北25度、北回帰線と南回帰線の間の
コーヒーベルトと呼ばれる地域で生産されていました。
コーヒーベルトで栽培されたコーヒーの木から採れるコーヒー豆は、
深紅色をしており、手元に届く黒い豆の状態とは違います。
収穫されたコーヒー豆は、洗浄してから乾燥・分別され焙煎されます。
コーヒーは、レギュラーもインスタントも天然の自然飲料なんですね。
添加物や保存料、保存料、香料も含まれていません。(全日本コーヒー協会より)
コーヒーは、安心して飲める飲料です。
成分は、全多糖類、脂質、たんぱく質などが含まれており、
お馴染みのカフェインやポリフェノールも含まれています。
カフェインの効能として知られているのが、
眠気覚ましや利尿効果が有名ですが、
- 自律神経の働きを高める
- 集中力を高める
- 運動能力を向上させる
などの働きもあります。
余談ですが、コーヒーに含まれる100ml当たりのカフェイン量は60㎎に対し、
玉露には160㎎も含まれているんですよ~
コーヒー豆の挽き方の違い
豆は、細かく挽けば挽くほどコーヒー成分が抽出され、濃い味になります。
粉状で売られている豆にも『粗挽き』『中粗挽き』『細挽き』などといった
表示をみた事があると思います。
コーヒーを淹れる方法(器具)によって、適した挽き方があるので、
少しご案内しますね。
豆の大きさ:ザラメほどの大きさ。
向いている器具:プレス式、デルドリップ
豆の大きさ:ザラメより少し小さめ
向いている器具:コーヒーメーカー、ドリッパー、サイフォン、ネルドリップなど
豆の大きさ:ザラメとグラニュー糖の間
向いている器具:コーヒーメーカー、ドリッパー、サイフォン、ネルドリップなど
豆の大きさ:グラニュー糖と白砂糖の間
向いている器具:コーヒーメーカー、ドリッパー
豆の大きさ:白砂糖くらい
向いている器具:エスプレッソマシンやイブリック(トルココーヒー用)など
粗挽き → 中粗挽き → 中挽き → 細挽き → 極細引き の順で細かくなります。
やはり適した挽き方でないと、美味しいコーヒーが飲めません。
細かい程、色や味も濃く抽出されるのですが、
細かくしすぎると渋みや雑味も抽出されてしまうし、
逆に粗過ぎるとコーヒーの風味が出にくくなってしまいます。
コーヒー豆から購入する場合、ミルは電動?手動?
さて、焙煎された状態で店頭で売られているコーヒー豆。
挽いてある状態の豆より、自宅で挽き立ての豆で淹れたコーヒーの方が
美味しそうな感じしますよね(^_^;)
粉で売られている豆は、どうしても時間と共に酸化しやすいため、
挽き立ての豆の方が『美味しさ』を実感できるんです。
粉で売られている方が、値段的にはお得感がありますが、
私は時と場合によって使い分けています。
時間がない朝なら、コーヒーマシーンで淹れたり、
粉で1人分づつパックされた物を利用しています。
時間は十分あって、ゆっくりしたい時は、
コーヒー豆からミルで挽いて手動でドリップして飲みます♪
部屋中に広がるコーヒーの香りも、たまらないんですよね。
では、ミルは手動と電動のどちらを選べばいいのでしょうか?
手動ミル
手動のコーヒーミルは、自分の手で挽くタイプの物です。
使用する分の豆だけを入れて、ゆっくりとハンドルを回しながら挽きます。
電動より豆にかかる摩擦が少ないため、香りを強く感じられます。
香りが広がって幸せな気分になりますが、一度に挽ける量が少ないのと、
時間もかかってしまうのがデメリットです。
朝の時間がない時などは、到底おススメできません(^_^;)
手動と言いながらも、最近は金属性のオシャレな物も出ていますね。
電動ミル
電動は、上記のようなタイプです。
私が愛用している実物です(^^;
家庭用としては、小型で保管しやすく、手軽に使えるのがいいと思います。
中がプロペラ式になっていて、好みの量の豆を入れボタンを押すだけ。
ボタンを押す時間や、豆の量によって挽かれた状態が変わります。
一人分だけしか入らない訳ではないので、数人分をまとめて挽く時は
便利ですね。
粉が残っている画像で、すみません。
お掃除用のハケもついてきますので、使用する度に
キレイにしておけます。
電動を選ぶ時の注意点
私が使用している物は、刃がプロペラ式の物ですが、
電動のミルには刃の種類によって、いくつかに分けられます。
- プロプラタイプ
- フラットカッター
- グラインド(臼式)
①は、私が使っている写真のもの
刃がプロペラ式になっていて、ミキサーのように豆を挽くので、摩擦がかかりやすい。
挽き目の調整も、少しコツが入ります。
お値段は手ごろなので、比較的手に入れやすいです。
②は、フラットカッターを使用した電動ミルです。
微粉が出にくく、均等に挽けるのが最大のメリット。
粉の状態が均一になるのが、美味しいコーヒーを淹れるポイントでもあるので、
電動の中では、ピカイチです。
ですが、お値段が高めになり、大きさもあるので置き場所は要注意。
③は、グラインドと呼ばれる刃を使っています。
こちらのタイプは、上下2枚の刃で豆をすり潰していく方法です。
多少、摩擦もかかりますが、プロペラ式と同じく値段は手に入れやすいです。
粉のばらつきが少ない事が、メリットです。
手動のミルも、このタイプです。
電動の物は、少しかさばる気もします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーヒーを美味しく飲むために、ミルの選び方をお伝えしました。
私はプロペラ式の電動ミルを使っていますが、
色々と調べていく内にグラインド式のも興味が出てきました。
もっと美味しいコーヒーを自宅で飲めるなら、
試してみてもいいかな~と思いました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。